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Asian Peace
東北アジアにも、紛争の原因がいくつかあります。朝鮮半島の分断・米軍基地・核兵器・領土問題・
過去の植民地支配の清算・歴史認識・拉致問題・資源開発…。第2次世界大戦後の日本は、東北アジア
の国々との国交を順次回復し、紛争を外交交渉で解決するノウハウを蓄積してきました。そして2002
年9月17日の日朝ピョンヤン宣言締結によって、最後に残された朝鮮民主主義人民共和国との国交正常
化を実現することが期待されました。
しかし、拉致問題の表面化によって逆に、日本人の意識の中に東北アジアの国の人々に対するとげ
とげしい気持ちが増えてしまったのではないでしょうか?それは、「他国の体制を変えるために経済
制裁しろ」といった暴論が、マスメディア上でどうどうと論じられるまでにエスカレートしています。
これでは紛争の平和的解決などできるはずがありません。なんとかその状態を変えたいという思いか
ら、私たちは9月17日という日朝ピョンヤン宣言の日を選んでこのイベントを始めました。
朝鮮半島の非核化に向けて「6カ国協議」という国家間の交渉がもたれています。そしてそれを、東
北アジアの平和を実現するシステムに発展させていくことが期待されています。 しかし東北アジアの
平和を本当に実現するためには、東北アジアの市民が紛争を非暴力で解決する方法を共同で提案する
体制をつくることが、まず必要なのではないでしょうか?国家はどうしても支配層の特殊な利益(国
益)にこだわってしまうからです。そんな市民版の6カ国協議をめざして様々な取り組みが始まってい
ます。アナン
前国連事務総長が提案し世界の14地域で紛争予防システムを作ろうという「GPPAC」の東北アジアフ
ォーラムや、歴史認識の共有を目指して進む「日本・中国・韓国の教科書共同編集の取り組みなどです。
私たちはまず、東北アジアに住む市民どうしが交流し、相互理解を深める草の根市民交流や文化交
流の取り組みを兵庫県から広げようと思いました。
それがこの「東北アジアに平和を!ピースフェスティバル」です。
Asian-peace.com ~
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